独立開業できる資格がほしい!
昇給のために資格を取りたい!
少ない時間でも効率よく勉強したい!
とお考えの方でも、
仕事と試験勉強の両立はできるかな…?
と不安をお持ちの方がいると思います。
私自身もそうでした。
働きながらでも行政書士試験に合格できるのか、どれくらい大変なのかについて、私の実体験も紹介しつつ解説します。
仕事と勉強を両立させて行政書士試験に合格できる可能性は?

働きながら勉強をするには覚悟がいる
結論からお伝えすると、働きながらでも行政書士試験の合格は十分できます。
ただし、勉強時間を確保することは簡単ではないため、多くの人は生活リズムが変わると思います。
朝は早く起きて勉強
通勤中も勉強
お仕事が終わってからも勉強
お休みの日も勉強
ご家族がいる方などは、周りの協力や理解を得ることも必要かもしれません。
私の受験生活は、趣味を断ち、友人や上司からのお誘いを断ることも多かったです。(息抜きもしてましたが…。)
もちろん「1年で合格したいのか」「数年かけて合格したいのか」によって勉強のスケジュールは大きく異なります。
いつまでに合格するかを逆算し、自分の本気度と照らし合わせて考えましょう。
行政書士試験の難易度はどれくらい?
高校・大学受験でよく聞く偏差値に例えると、行政書士試験の偏差値は「60〜64」と言われています。
これは、10,000人受験した場合、9,000人前後が不合格となる数値です。
合格率は10%前後の難関試験と言えますが、高校・大学受験のように合格者の定員が決まっているわけではありません。
つまり、行政書士試験の合格点さえ取れば、必ず行政書士の資格を取得できるので、合格点まで自分のレベルを上げることが重要です。
合格者の平均勉強時間は600~1000時間
行政書士試験の合格レベルになるには、600〜1000時間を勉強に費やせば良い。ということが一つの基準といえます。
もちろん個人差はあるので、
何回受験してもなかなかあと一歩のところで合格できない…
という方がいれば、
法律系知識がゼロ(法律初学者)でも500時間で合格した!
という方もいます。
一つ言えることは、間違った勉強方法では何時間かけても合格は難しいです。
受験に数年かけられれば、独学で自己管理を徹底し、正しい勉強方法を模索して、やっと自分のスタイルを見つけられる可能性はあると思います。
まずは、自分に適した正しい勉強方法を見つけることが合格への近道です。
ちなみにヤマハチは…
私の場合は、「これが正しい勉強方法かも!」と感じ始めてからは、3〜400時間もかからないで合格レベルの力を身につけていたと思います。
と言っても、最初は独学で試行錯誤していたので、何百時間も無駄に費やしてしまっていた基盤があってのことですが。
一発合格したいなら通信講座に利用すべき

時間に余裕がない中で最短合格を目指すなら、やはり先駆者、先生に勉強方法を教えてもらうべきであり、一番効率が良いです。
特に、法律初学者の方は、専門用語や判例の理解に必ず戸惑うので、一発合格したい方は検討しましょう。
通信講座
通信講座は、自宅での学習やスキマ時間を活用して効率的に勉強に取り組むことができます。
利用する通信講座によっては、インターネットを活用したビデオ講義やDVD講義が視聴できますので、理解できない部分を繰り返し視聴できるのも利点です。
予備校との違いは、地域や教室による差がなく、どこに住んでいてもトッププロの講師がわかりやすく解説してくれるので、自己学習ができる方には相性抜群です。
以下の記事でオススメの通信講座を厳選しました!
ぜひ参考にしてみてください。
働きながら行政書士試験に合格した私の体験談

1度目は独学で挑んで…
「自分の力だけで挑戦してみたい!」と自分を奮い立たせ、市販のテキストを購入して独学で必死に勉強しました。
仕事がある日は、
朝早く起きて通勤前に30分〜1時間
通勤中はテキストを読んだり携帯アプリの過去問を解いたり
帰宅してからは2〜3時間
休みの日は、4〜5時間
時には、プライベートや仕事の都合、疲れてしまって勉強できない日、モチベーションが上がらない日もありました。
そんな日でも少しだけは勉強して、ほぼ毎日勉強と向き合っていました。
結果は、不合格でした。
合格点まであと2問だったので「独学でも合格できる…!」
と手応えを感じましたが、「早く合格して、受験生活から解放されたい…。」
という気持ちもあり、「次で絶対合格する!」と心に決めました。
絶対に合格したい!2度目は通信講座の力を借りて…
「絶対に合格するぞ!」と意気込み、足りなかった部分を丁寧に補うため、通信講座に申し込みました。
そして、2度目の受験で無事合格できました。
試験当日中に有名予備校が回答速報を発表しますが、記述問題の正確な点数がわからなくても、他で合格を確信するくらいの点数が取れていました。
後になって思えば、独学で勘違いして理解したつもりだった部分も多く、正しい勉強法やコツを見つけるまでに何百時間も無駄な時間を過ごしていました。
やはり、最短で合格を目指すなら、通信講座やスクール通学を活用することをオススメします。
まとめ
行政書士試験は、働きながらでも合格できます!
ただし、仕事と勉強の両立は大変です。
限られた時間で難関試験を突破するには、プロの力を借りるのが良いでしょう。
独学で長い時間と労力をかけて、結局は不合格。
となるより、お金をかけてでも最短合格を目指す。
という考え方もありだと思います。
経験上、リベンジ受験は不安がなくならないですし、時間と体力も無駄にはできない大事な資産ですので。