開業当初の私のように、「金なし・コネなし・経験なし」という初心者の行政書士が独立開業するならホームページは必須です。
なぜなら、開業後は固定費で資金が減っていく一方、あなたの強みや専門性を知る人はほぼ0人なので、売上に繋がりません。
つまり、いかに効率良くあなたの価値を訴求して、売上を作れるかが生き残りのポイントになります。
ホームページを作るか迷っている
未経験でも始められるの?
効率の良い営業方法って?
とお悩みの方へ、ホームページをメインに利益を上げている現役の行政書士がホームページを持つ事が初心者行政書士にとってどれだけ重要かをわかりやすく解説します。
これから行政書士として開業したい、事務所の運営に困っている方の参考になれば幸いです。
ホームページで集客を頑張るぞ!という方にはこちらの記事もオススメ
行政書士事務所にホームページが必要な理由
ターゲット層に認知されていない行政書士こそ、ホームページを利用した営業が最適です。
その理由を4つにまとめてみました。
- 顧客に選ばれやすい行政書士になれる
- 他の営業方法と相乗効果が期待できる
- 資産性が高く最強コスパを発揮できる
- 24時間365日営業活動ができる
顧客に選ばれやすい行政書士になれる

前提として、行政書士がどんなことをする人かを知る方は、一般的に多くありません。
そのため、「日本で国際結婚したい人」を例にすると、まずはインターネットで何となく「日本 国際結婚」と検索するはずです。
その検索結果からあなたのホームページに掲載しているコラム記事にアクセスされれば、
なるほど、こんな手続きなんだ
記事の最後に執筆者が載っているな?
へ〜ビザ専門の行政書士がいるんだ
と、興味を持ってもらうことができます。
さらに、ホームページに代表者の写真やプロフィール、事務所の強み、実績、お客様の声、口コミが掲載されていれば、
この方ならしっかり仕事してくれそう
安心して任せられるかも
と、信頼感を与えることができます。
特に、顧客が能動的に行動しているときは情報収集に敏感なため、「ホームページでの訴求文」が良く刺さり、今すぐ相談したいという気持ちにさせることができます。
実は、この「ホームページでの訴求文」が非常に重要で、未経験の初心者行政書士でもできるアプローチ方法があります。が、そのノウハウは別の記事にまとめますね。
このように、ホームページで集客→訴求の運用をすれば、未経験の初心者行政書士でも顧客に選ばれやすい、さらに極めれば、
顧客が自然と選んでしまう行政書士
になることもできます。
他の営業方法と相乗効果が期待できる

まずは新規顧客への営業方法を挙げてみます。
- リスティング広告
- SNS
- チラシやDM
- テレアポ
- 飛び込み営業 など
どの営業方法で集客するかは戦略次第ですが、ホームページは全ての方法に共通して効果的な役割を果たせるため、新規顧客の獲得を後押ししてくれます。
例えば、
【チラシやDMのみ】で営業した場合

困ったときには、ご相談を!

ふ〜ん、こんな事務所があるのね
チラシやDMを見れば、事務所を知ってもらうことはできますが、記載内容に限りがあるため、記載した事以上の情報提供ができません。
その一方で、
【チラシやDM + ホームページ】で営業した場合

困ったときには、ご相談を!
詳しくはこちら!
(QRコードやURLで誘導)

ふ〜ん、こんな事務所があるのね
ちょっとホームページ見てみるかな
ほうほう、なるほど!
ホームページに誘導できれば、事務所の最新情報を詳しく正確に伝えることができるため、より一層信頼感を与えることができます。
このように、ホームページなら他の集客方法では掲載しきれない情報量を届けることができるので、相乗効果が期待できます。
なお、営業をしてもホームページがなかったり、内容が不十分だったりすると、
情報が少ないけど、大丈夫?
と不安に思われるリスクがあるため、ホームページはしっかりと準備しておくことをオススメします。
資産性が高く最強コスパを発揮できる

チラシやパンフレットを不特定多数人に配っても、届けられる範囲は限定的で費用もかかり、もし捨てられてしまえば何も残りません。
しかし、ホームページは一度WEB上に公開されれば情報が資産として残り続けます。
つまり、専門分野に関するコラム記事は書けば書くほど、お客様の声や口コミは載せれば載せるほど、どんどんホームページのクオリティが上がっていきます。
情報の多さ = 専門性の高さ
と言えるので、新規顧客の信頼も得られます。
また、コラム記事の執筆はSEOにも効果的であるため、ホームページのアクセス数もどんどん伸びていき、集客手段としても期待できます。
余談ですが、Googleサーチコンソールという検索数を確認できるツールがありまして、過去28日間のクリック数が一定値を超えると、Googleから「おめでとうございます。」とメールが届きます。

このクリック数が90、180、250、400…800、900、1K…と増えていくのが開業当初はとても嬉しくて、コラム記事をガンガン書き続けました。
もちろん、アクセス数を稼ぐだけでは売上に繋がらないため、「ホームページでの訴求」が重要になってきます。
そうして、ホームページを育て上げた結果、
実績 ○
集客性 ○
高い成約率 ○
を維持できるホームページが出来上がり、リスティング広告の費用対効果も向上しました。
今まで積み上げた資産によって、高品質の営業をし続けてくれるホームページは、最強のコストパフォーマンスを発揮してくれます。
24時間365日営業活動ができる

ホームページは常に訴求文を発信していつでも顧客を連れてきてくれるので、いわば、
24時間365日働き続ける営業マン
と言えます。
さらに、顧客が土日祝、深夜などの営業時間外にホームページへアクセスしても、問合せフォームで相談予約を自動受付できます。
忙しくなってきた頃に
私の実体験では、営業時間内/外に関わらず、電話問合せが結構多かったです。
正直、新規の方から急に電話問合せがきても、その場で答えられるものではないときもありましたので、「緊急ではない限り、メールで問合せして欲しいなぁ」なんて思っていました。
とはいえ、「電話問合せは受付けません。」と表記するのは抵抗があったので、よくある
無料相談の申込みはこちら
24時間受付中!
のようなバナー画像を作成してみたところ、
電話問合せ:メール問合せ = 8:2
↓
電話問合せ:メール問合せ = 2:8
へとすぐに調整することができました。
自分の働き方を調整することができるのも、ホームページの良さかなと思います。
最後に 初心者こそホームページを
以上、ホームページを持つ事が初心者行政書士にとってどれだけ重要かを解説させていただきました。
- 顧客に選ばれやすい行政書士になれる
- 他の営業方法と相乗効果が期待できる
- 資産性が高く最強コスパを発揮できる
- 24時間365日営業活動ができる
現に私が実践して乗り越えてきたため、これから開業するぞ!という方も実現できます。
ちなみに、SNSはフォロワー数で簡単に比較されがちですが、ホームページは訴求文で勝負するので、その戦い方の違いも初心者行政書士へのおすすめポイントですね。
ホームページの自作か外注かで悩む方にはこちらの記事もオススメ!