行政書士にとってパソコンは最重要ツールです。
行政書士に最適なパソコンを選びたい!
そもそもスペックって何?
何を基準に選べばいいの?
と気になる方へ。
行政書士のためのパソコン選びについて、「最適なスペックで業務の効率を上げる」編を解説していきます。
行政書士に必要なパソコンのスペック

行政書士に必要なパソコンのスペックをまとめました。
続いて、その理由やPCの構成要素を一つ一つ解説していきます。
- CPU(処理装置)
- メモリ(RAM)
- ストレージ(SSD)
- OS(基本ソフト)
- ディスプレイ
- グラフィックス(GPU)
- バッテリー
- ポート(接続端子)
CPU(処理装置)
CPUとは、パソコンの「脳」とも言える部分で性能に大きく影響します。
行政書士業務では、Word、Excel、PDFソフトなどを同時に起動することが多いため、ある程度高性能なCPUが必要です。
- 高性能なら複数ソフトを同時に使用しても快適に作業が可能
- Core i5以下だと処理を重たく感じる
Ryzenは、Intelの競合であるAMDが発売したCPUの名称です。
性能もコストパフォーマンスも良く、最近は採用しているPCが増えてきています。
ちなみに、Core i7とRyzen 7は性能が同等と言われています。
Ryzenは「マルチコア性能が高く、複数ソフトを効率よく動かせる。」と評判のため、もし私が次に選ぶならRyzen 7以上を搭載したPCですね。
メモリ(RAM)
メモリとは、一時的にデータを保存する場所です。
メモリが不足すると、アプリやWEBブラウザを開くのに時間がかかったり、途中で止まったりして、作業効率が大きく下がってしまいます。
複数ソフトを同時に使用する行政書士業務では十分なメモリが重要です。
- 複数ソフトを同時に使用してもサクサク動かせる
- 8GB以下だと開くアプリの数に気を使わなければならない
ストレージ(SSD・HDD)
ストレージ(SSD・HDD)とは、メモリと違い、データを継続的に保存する場所です。
行政書士業務では、多くの文書やデータ資料を保存するため、十分なストレージ容量が必要です。
また、SSDは空き容量が多いほど、処理の高速化が期待できるため、ビジネスで利用するなら512GB以上がオススメです。
- SSDは、HDDよりも高速で起動やファイルの開閉が可能
- ストレージが不足するなら外付けHDDで容量の増加が可能
OS(基本ソフト)
OSとは、パソコン操作やアプリなどを使うためのソフトウェアのことで、代表的なOSとして「Windows」「Mac」があります。
ちなみに、行政書士の皆さんは基本的にWindows OSを使用しています。
なぜなら、行政書士の業務上、役所などのWEBサイトから申請書の雛形をダウンロードすることが多いですが、その書式はWordやExcelで用意されているためです。
Microsoft Officeソフト(Word、Excel、PowerPointなど)を使用するには、Windows OSが最適です。
また、パソコンを選ぶときは、Microsoft Officeソフトがインストールされているパソコンを購入すると手間がなくて楽です。
- 行政書士業務では、Microsoft Officeソフトの使用が一般的
ディスプレイ
ディスプレイとは、映像が出力される画面のことで、モニターとも呼ばれます。
ディスプレイのサイズは大きい方が良いです。
その理由は、文書の作成や閲覧の時に、画面を分割して表示できた方が効率は良いためです。
(例:画面左半分はExcelで申請書作成、右半分はPDFで申請書の見本を配置)
長時間のパソコン作業が多い行政書士にとっては、目の疲れを軽減できるディスプレイもあれば良いですね。
- 文書作成や閲覧時に、十分な情報量を表示可能
グラフィックス(GPU)
グラフィックス(GPU)とは、主に画像や動画などの映像処理をする装置です。
行政書士業務ではそれほど重要ではありません。
スペックは特に気にせず、内臓グラフィックスで十分だと思います。
ちなみに、PCでゲームをプレイすることが目的の場合にGPUを重要視する方が多いです。
- 映像処理が高性能である必要なし
バッテリー
ノートPCを利用する方で、充電器を使えない環境で仕事をすることがある場合は、バッテリー駆動時間も気をつけましょう。
カタログに記載された駆動時間を参考にしてPCを選びます。
ただし、動画や音楽を再生しながらの作業や複数アプリを開きっぱなしなど、実際の使用環境で時間が変わることは覚えておきましょう。
ちなみに、ノートPCの充電の持ちは画面サイズに大きく影響されるので、14インチ程度がちょうど良いと思います。
私の場合は、15インチで5〜6時間持ちます。
- 1日の外出でも十分に対応できる
- 画面を少し暗くすればもっと伸びる
ポート(接続端子)
ポートとは、USB-C、USB-A、HDMIなどの差込口のことです。
最近のノートPCは、USB-Cのみなど「外付けでポート追加するのが前提」のようなモデルが多い印象です。
ポートの数や種類が足りない場合は、外付けでポートを追加したり、変換したりする機器を別途用意する必要があります。
ただ、長期的な目線で考えると、最新の接続ポートであるUSB-Cが多く搭載されたモデルの方がこれからの周辺機器と互換性があるため、結局はオススメです。
(100均にもUSB-C→USB-Aの変換器が売られています。)
また、ノートPCをPCモニターに繋いだ方が画面が広くなって作業効率が上がるので、HDMIポートは個人的に重要です。
- 最新モデルはこれから登場する周辺機器に対応できる
- USB-AやHDMIがなくても、USB-Cの変換器があれば対応できる
デスクトップ型とノート型、どっちを選ぶ?

デスクトップPCとノートPCで比較したとき、どちらもメリットがあると思います。
行政書士業務としては、持ち運びできる面でノートPCに軍配が上がるかなと思います。
個人的な意見では、ノートPCをPC用のワイドモニターに接続すれば、視認性が十分高まるため、やはりノートPCの方が好みです。
オススメのノートPC

ここまでの解説を踏まえて、以下のスペックをクリアしているノートPCを探してきました!
以前はいくつか掲載していましたが、「コレ!」というノートPC1つに厳選しました。
ASUS Vivobook 15 M1502YA
充電の持ちが段違いのASUS

価格 | ¥129,800 |
ASUSは独自の伝導技術でバッテリーから
送られる電力供給の効率を上げているので
充電の持ちが良いことに定評があります!
オンラインMTGでも十分な力を発揮!
ちなみに私がPCモニターを購入する時は
プロ向けの中古PCショップ【PC WRAP】で探しています。
PCは不安でもモニターは中古で大満足!
ただ、在庫切れになっていることがあり、「早いうちに注文しておけばよかった…」ということが何度も。
購入はお早めに!
最後に 最適スペックで業務効率UP
「行政書士のためのパソコン選び」は以上になります。
- 行政書士業務はパソコン作業が中心
- スペックが高いと作業効率が上がる
- 低すぎると業務に支障をきたすことも
1日中使用するパソコンは、行政書士にとっての相棒(パートナー)です。
あなたが最高のパートナーと出会い、行政書士として活躍できる日を楽しみにしています。
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